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あの世への旅立ち

太陽院院長 近藤 千恵子です(*^^)v

今日夕方6時、同じ町内に住む87歳の女性のお通夜に行って参りました。

生まれた時から、この町内で暮らしている私。

つい先日まで、元気な姿を見かけてたのに 数か月見なかっただけで、痩せて遺影の写真の様なシャキンとした姿ではなく 目を閉じ…最期のお別れなのに 全く別の人の様な姿…。

昨年、定年後の息子さんが一緒に暮らすようになり、一人暮らしの時よりも少し安堵したのでしょうか?

お母さんが弱って来たから一緒に住み始めたのか…?

一緒に住み始めたから弱って来たのか…?

どっちにしても、晩年愛する息子さんと一緒に過ごすことが出来たことは、お母さんにとっても 息子さんにとっても 尊く倖せな毎日であったのだろうな~と…。

昭和6年生まれ87歳

勢喜子さん♡

私が小さいときから あれやこれやとおしゃべりが大好きな勢喜子さんは、5年前に亡くなった私の母ともよく家に寄って話しており…

母が亡くなった後、「お母さんが亡くなったのは、本当に寂しい~」と、心細く話され…

そして、一昨年民生委員になり挨拶に行かせてもらったときも、

「千恵子ちゃん…頼むよ~。頼りにしてるけんね…」と…。

何もしてあげることは出来なかったけれど、最近天上界は知ってる人も多く居て、この世にいる時よりも また あの人…この人…たくさん先に逝って待っててくれてるし…

もちろん私の母も「勢喜ちゃん…久しぶりやね。千恵子が世話になってありがとうね~」と、ちょっとあの世では先輩の母が 迎えてくれてるはず…。

小さな頃から身近にいて、その頃はどの家の子供もみんな 近所のおじさん おばさんが声をかけてくれ、守ってくれてた幼い頃。

時代が変わり、玄関に鍵がかけられ…サッシで音が遮断され…

今日のお通夜の連絡も 電話で連絡し…

昔は、窓から呼びかけて 話してたのが懐かしい。

自身の父や母や身内には、思うことが出来るけれど…近所のおじさん、おばさんが身体が弱って来ても なかなか何もしてあげることが出来ない現状。

ただただご冥福を祈り…光の方へと願うだけ…。

生老病死…老いるのも苦しみ…。 生きるのも苦しみ…。 病もまた死も苦しみ…。

いつか訪れるその時があるからこそ…今の一瞬一瞬の出会いや私に出来ること…しっかり恩返しさせて頂きます!!

般若心経に乗って…

太陽院院長 近藤  千恵子です(*^_^*)

昨夜、息を引き取ったお義父さんのお通夜が、今日夕方6時から自宅で執り行われました。

菩提寺である禅宗の報国寺さんのご住職さんは、最近お通夜はそれぞれの家で執り行ってもらうもの…ということで、

夕方続々と町内の方々が、お通夜に訪れ…あっという間に20畳ほどの和室は 町内の方々と親族でいっぱいに…。

そして、主人の従妹が先達となり、「般若心経」を3回。

部屋にいる50名程の唱える「般若心経」は、どんどんハーモニーのようになり…心地よい空間。

「あ~ お義父さん きっと幸せな心地だろうな~」と思うほど…部屋中に響く般若心経。

このまま、10回くらいあげたいくらい…と思ったほど。

その後、久しぶりに揃った お義父さんの妹になる叔母さんや、弟になる叔父さん…そして、主人の従妹や姪っ子や甥っ子達。

そして、明日はとうとうお義父さんの魂をまとっていた肉体との最期のお別れ。

2年前くらいまで、車も運転し… なんやかんやお義母さんには結構「あーしろ…こーしろ…」と、偉そうなお義父さん(笑)だったけれど、

もう何も話さず…ずっとずっと眠っているお義父さん。

そして、寂しげなお義母さんの姿。

昨日、穏やかな顔で息を引き取ってたけれど…今日はもっともっと柔らかな表情に…。

四苦八苦するこの世での修業を終え…魂の故郷へ戻って行った魂。

どうか今は安らかに…。

そして、また来世…今度はどんな形でご縁を頂けるのか…わからないけれど、この世に主人を存在させてくれたことに感謝♡

親孝行らしいことなど あんまり出来なかったけれど、これからはお義父さんの分までお義母さんに親孝行させてもらいますね。

お義父さんの話もいっぱいするので、笑って見守ってて下さいね~(^^)