太陽院院長 近藤 千恵子です(*^^)v
お盆にお墓詣りに行かせて頂き、お寺の入り口に書かれていた言葉…
「迷惑をかけない生き方は できません
一番大切なことは 人に迷惑をかけている その自覚です」
誠にその通り…
生まれて来るまでも、母のおなかの中で大きくしてもらい…
生まれてから物心つき、自分で何か出来るようになるまでの数年間。
そして 日々の生活の中…誰かに迷惑をかけない生き方は…ホントできません。
自覚し…日々感謝。
しかし…しかし…認知症となると、その自覚は?どうなんでしょう???
実は今日、我が町西条の花火大会。
近くまで見に行くには、大変なので 8時までに夕食とお風呂を済ませ、8時ちょっと前から我が家の屋上に行くことに…。
行こうと思うと「トイレ!」
はいはい…出すモノ出してゆっくりみたいので、パンパン鳴りはじめた花火の音を聞きながら、トイレを済ませ…
そして、屋上に上がり…ドーンドーンと上がる花火をシート敷いて花火見ていると…
「ちょっとトイレ~行きたいんだけど…」
えっ? いつもは4時間くらい あいだ開くし そんな頻尿でもないのに…。
ってことで、トイレに降りてきて…その後は、音で花火を鑑賞するばかりでした(^_^;)))
昔、江原啓之さんが
「認知症は、魂が天に還り 肉体だけが残っている状態」だと言っていました。
そして、思ったことが 他の病気は 本人が超える試練だけど、認知症は まわりが超えていく試練。
迷惑…他人のことで、わずらわしく イヤな目にあうこと。
認知症や病で誰かに頼らないといけない時、にっこり笑ってお世話したいものです。
そして、すぐに忘れてしまうけど、一瞬一瞬が喜びに満ちた時間でありますように…。