太陽院院長 近藤 千恵子です(^^♪
11月も今日で終わり…明日から師走今年最後の月。
認知症の叔母が我が家に来て、丸6ヶ月が経ちました。
我ながら、頑張ってるな~と自分でも思うほど…記憶されない脳からの行動。
9月に介護度の調査があり、身体的には元氣過ぎるほどの叔母…グループホームに入った時が介護2の状態から、5年目辺りで介護度が高くなり、介護4に…。
そして、我が家に来て必ず目の届く範囲に居ることで、グループホームで生活していた時のような数々の失敗はなくなったものの、今回の調査でも介護度は4のままで、認定はおり…。
身体の機能が低下して介護を受けるのとはまた違う、認知症の叔母との生活。
朝起きて、身支度をしデイサービスに送り出し、夕方帰って来て寝るまで…何度 「とみおばさん!」と呼びかけることでしょうか?
そして日々子供ならば記憶され成長していく脳と行動。
トイレの蓋を開ける所から座ること…水を流すことも全て毎日繰り返し繰り返し「これはこうして…これはこう…」
そして、時に全く違うことをしたり…なかなかやってくれなかったり…。
子育ての経験のない私…良く小さい頃 母が言う事を聞かない私に、「もーーー何しよん!!」「はよ これもせんかね…」と、イライラしながら怒っていたことがあるけれど、
私自身、今 叔母との生活の中 自分でもびっくりするほど 声を荒げて怒鳴ってたりする自分に出会い…、そして、そんなにひどく怒っているのに、30秒もすると忘れて 私に甘えてくる叔母が居たり…
2年前くらいは、グループホームに行っても 「千恵子ちゃん!!」と名前を呼んでくれてたのに…今ではいつも「お姉さん」と呼ばれ…。
何度、覚えて…と言っても 一瞬で忘れ…「お姉さん」
もう6ヶ月も呼ばれると慣れてくるのも…不思議(^^)
デイサービスも毎日初めまして…。
戻ってくる我が家も、我が家ではなく…遊びに来ているような叔母。
私自身は、ちゃんと社会生活を送っていた まともな叔母を知ってるけど、主人からすると 叔母のどの行動も信じられないような行動。
「これが認知症」と、わかっていても 理解しがたい行動の数々…。
「認知症の人と暮らす体験セミナー」でも開きたいくらい!!
いつでもお貸しします(笑)
ただ、本当に日々誰かの為に動くこと…考えることは僖びでもあるし、私が居ないと何も出来ない叔母が愛おしくもあり…♡
6ヶ月も一緒に暮らすと、何となくパターンがわかり智慧がわき…なんだかんだで11月も無事1ヶ月終えることが出来ました。
普通でも慌ただしい師走12月。
どんな状況も、笑って超えるために神さまが与えてくれた修行の様な日々。
どんな風に、この一年が締めくくられるのか…そして、なんだかんだで片づけも後回しの我が家…どうなるんだ~(>_<)
祈っても…願っても…動かなければ 何も起こらない!!
よ~し…先のことは誰も分からないけれど、叔母と暮らすことによって 自分の中の凄い怒りにも出会い…
そして、やっぱり放っておけない愛の世界も日々体験し…。
この坂を越えた向こうにまだ見たことのないような 大きな光があること… 自身の中で、不思議な確信となっている今。
このブログも もう少しで投稿日数365日。
三日坊主の私だけど…何だかこうして書くことで頭の中が整理され 私を改めて生きる。
お風呂に入り…赤子のように寝る叔母の倖せな寝顔に 今日も無事終えられたこと 全ての人に…感謝感謝です。