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原爆投下前夜

太陽院院長 近藤 千恵子です!(^^)!

明日6日…72年前世界で初めての原子力爆弾が広島に投下された日。

明日、命が無くなるとわかっていたら…

以前目にした1989年にアメリカ・ケンタッキー州出身の詩人ノーマ・コーネット・マレックが10歳で亡くなった息子サムエル君に捧げた詩

「最後だとわかっていたなら(Tomorrow Never Comes)」

あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは あなたを抱きしめて キスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて 抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしは その一部始終をビデオにとって 毎日繰り返し見ただろう 

あなたは言わなくても わかってくれていたかもしれないけれど
最後だとわかっていたなら
一言だけでもいい・・・「あなたを愛してる」と わたしは 伝えただろう

たしかにいつも明日はやってくる でももしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは 今日 どんなにあなたを愛しているか 伝えたい

そして わたしたちは 忘れないようにしたい
若い人にも 年老いた人にも
明日は誰にも約束されていないのだということを

愛する人を抱きしめられるのは
今日が最後になるかもしれないことを

明日が来るのを待っているなら 今日でもいいはず
もし明日が来ないとしたら あなたは今日を後悔するだろうから

微笑みや 抱擁や キスをするための
ほんのちょっとの時間を 
どうして惜しんだのかと

忙しさを理由に その人の最後の願いとなってしまったことを
どうして してあげられなかったのかと

だから 今日 あなたの大切な人たちを 
しっかりと抱きしめよう   そして 
その人を愛していること
いつでも いつまでも大切な存在だということを そっと伝えよう

「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」や「気にしないで」を
伝える時を持とう
そうすれば 
もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから

熱い熱い夏の日、思いもよらない出来事。

やるせなく悔しい思い…怒りさえも持っていたかも知れない残された人々。

そして、何度か広島を訪れたことがあるけれど、いつも「静かな町だな~」と感じてしまう。

明日は、呉で三重県津市の建設会社社長 赤塚さんの講演会。

広島に原爆投下された日の講演ということで 主人と一緒に行って来ようと思います。

後悔しないために…