太陽院院長 近藤 千恵子です(*’▽’)
先日、長野県志賀高原の麓…山ノ内町に住む友達から、りんごが届きました。
長野オリンピックの前は、大きなりんご園だったその家も、オリンピック道路が出来ることで、リンゴの木は身内で食べるほどの本数になったそうで…
毎年、販売用でなく家庭用に育てられたりんごをひと箱 送ってくれてました。
そして、今年も12月に届けてくれたリンゴは、彼女の愛と優しさがいっぱい詰まって我が家へ…。
そして、必ず入ってる手紙を楽しみに開いてみると…
母も年をとり、そしてリンゴの木も老木に…。来年は送れるかどうかわからないよ。
と、書かれた手紙。
私と同じ年の、彼女は山ノ内町生まれの山の内育ち。
ちょうどスキーのインストラクターをやってた頃、家を貸してもらってた温泉まんじゅう屋さんで働いてた彼女と出会い、それから一緒にカイロプラクティックも学んだ仲間…
彼女が高校生の頃 お父さんが脳出血で倒れ…その後お母さんや姉妹たちで りんご園を守り…お父さんを介護し…。
お母さんは、リンゴの木が好きで好きで大好きで…リンゴ園を持ってる家にお嫁に来たことが嬉しかったそうで…
毎年真っ赤な実をつける可愛いリンゴたちが お母さんの元氣の源。
氣丈なお母さんとも もう15年ほど会っておらず、近くならば会いに行けるのに…と、真っ赤なりんごを見ながら 時の流れと、距離の遠さを感じてしまう私自身も、年をとったな~とも…。
愛媛から長野への距離を車で走り…、また長野から山形への距離を遠いとも思わず雪を求めて動いてた青春の日々。
今でも、車の運転は嫌いでは無く、ホントどこにでも運転していきたいけれど、周りの状況が色々変わり 自分の事だけを思って動けてた時代とは違う今。
昔、聴いた歌に
北で生まれた僕が寒さに震え…
南で生まれた君が汗かいていた
日本にはたくさんの人が住んでるけど
こうして出会ったのも 何かの縁でしょう
という歌詞が凄く好きで 本当に1億3000万人…世界には70億人もの人が住んでいながら、出会える人は、ほんのわずか…。
日本にはスキー場もいっぱいあるけれど、志賀高原に引き寄せられ、そして出会った借りてた家の大家さんやりんごを送ってくれる友達。
あと私の人生が何年あるのか、どんな人とまたこれから ご縁があるのか…想像も出来ないけれど、限りある動ける時…
また長野まで軽やかに車走らせて会いに行きたい!!と、真っ赤なりんごを前に思う友の存在。
そんな友が居ること…出合せて頂いてる天の計らいに感謝です♡