太陽院 近藤 千恵子です(*^^)v
昨年5月末から我が家で一緒に暮らし始めた認知症の叔母。
8月1日に、認知症病棟へ入院させてもらうことに…。
実際、叔母の状態が急変したわけではなく、私自身が認知症の叔母との生活や介護に限界を感じての入院。
正直…解放された感じ。
これが、神さまからのギフトなのか、自身の我儘なのか…。
そんなことは、この先きっと 示されてくるし、1年2ヵ月結婚をすることも無く 家族と言えば姉妹だけだった叔母が、我々夫婦と共に過ごした時間は、きっとわが娘の家族の家に居たような感じだったかも…。
そして、私達夫婦は 子供を育てたことも無く、子育ての大変さも知らずノホホン…と、暮らしてた時とは180度違った1年2ヵ月。
精一杯やったけれど…もう限界!!
全てを忘れてしまい、平気な顔で、何があっても笑ってる。
「ありがとう!」という言葉さえもただの単語を何度も繰り返してるだけ…。
「ありがとう!」「お姉さんありがとう!」「きれいなね~」「ありがとうありがとう!!」
会話にならない言葉の応酬。
そして、意味も分からず「そうそう…」「それそれ」「そうじゃね~」と、意味もなくわかったように話す…通じない言葉。
そして、知り合いの精神科医のドクターに診てもらって認知症対応病棟へ…。
これが認知症。
それが認知症。
そう…わかっていても もともとまともだった時、大嫌いだった叔母だけに、初めはそんなに気にならなかった言動に、3ヶ月ほど前からその時の記憶がよみがえり…
私が一緒に過ごすことは無理かも…と。
今からは、週に2回洗濯物を取に行き、様子を見に行くだけ…。
知らん顔は出来ないけれど、叔母にもう優しくも出来ない私。
嫌いな人…苦手な人は、自分を成長させてくれる存在のようだけど、自分自身の心が壊れそうだった所を救ってもらった様な今。
そして、何だか部屋の空気がクリアになり、今日夕方7時半からあった 五軍神奉賛会の役員会も家を気にすることなく参加。
ずっとずっと最期の時まで…看ることは出来ないけれど、まだまだ内臓も健康な叔母。
これからは、週に2回…洗濯物を取りに行く日に、また口癖のような言葉の応酬もきっと素直に受け取ることが出来るようになると…期待して、1年2か月ぶりに、私は私の生活に戻らせて頂きます(^^ゞ