昨日、夕方階下に降りようとしてると、「ルルルン、ルン」妻の「鼻歌」が聞こえて来る。何やら楽しそうである。なんだか空気が柔らかだ。「バシャバシャ、バシャ」奥の浴槽から湯溜めの音が。
声の出どころの部屋には全裸の赤ん坊が仰向けになって、手足をばたつかせている。「アーン、クチャ、クチャ、フフフ、ハハハ」妻が「今から入浴させる」《大丈夫かな。》
僕が顔をのぞかせると、ずっとこちらを観ている。可愛い男の子。近づいても微笑んでいる。可愛い!!自分の子供と勘違いしてしまう。隣に横になる。一緒に寝そべる。
手足を触って、ほっぺを押してみる。すべすべ、押し返してくる。僕を見てなおも微笑む。落ち着く。幸せを実感する。何か不思議な感覚だ。平和だ。
ふと、《僕にも、このような純粋無垢な子供時代があったのだな》などと思うと、泣きそうになることがあるのは、誰でもなのだろうか。
《純粋なもの》に触れると、たまに涙が流れそうになることがある。自分の何かが薄汚れている証拠なのだろう。赤ん坊と過ごしていると、何かが浄化されていくような感覚を覚える 。何かがこみ上げる。この子の側(そば)に永遠に居たい。
不覚にも理由なく今にも、泣きそうだ。
事の真相は妻のブログで確認。
自分や親戚にこどもが生まれない限り、なかなか「日常的に赤ん坊と触れ合える機会」はないものだ。
誰もが同じ社会に暮らしていながら「まったく接点のない」ひとたちがこの世界には無数にいる。
この境界線が溶け出した時、果たして、世界はどのような風景を見せてくれるのだろうか。不思議だ。嫌な事を忘れさせてくれる。楽しい。愉快だ。穏やかだ。
身体から《邪悪》が無くなっていくようだ。なんだか分からないが、幸福を感じる。上手く表現できない。
が身体全体に純粋な真新しい血流が流れる鼓動を体感する。
生きてて本当に良かった。未来が明るく希望が見えてくる。わくわく感が止まらない。そんな心情、感覚だ。
その時間をよくよく味わうことが出来る。
余計なことを考えない。この一瞬にすべてが集中する。
そんなことを感じた夕刻のひと時でした。
今日はここまで。ではまた。近藤浩二でした。
ピーターフランプトンでショウ ミイ ザ ウエイです。
1976年リリース。スタジオ録音の曲をライブバージョンで再発売して全米6位のヒット。英国の超イケメンロックミュージシャン。ライブアルバム「フランプトン・カムズ・アライヴ」からのシングルカット。ギター音をコミカルに変化させる「トーキングモジュレーション」が効果的に使用されたポップなロック。
「I want you to show me the way」と思って口づさんでいました。
「Oh、won’t you show me the way」だったんですね。大意は違わないが、やはりリスニングは難しい。高校1年生の当時深夜のラジオ番組で、人気の女性DJがほぼ毎日流してくれた、当時僕のお気に入りの歌でした。
ライブアルバム「フランプトン・カムズ・アライヴ」はライブアルバムとしては最多の売り上げ枚数、全米だけで1千万枚。当時全米No.1記録。彼の代表曲数曲も収録されています。お買い徳品。
当時Lpレコードでは2枚組ですが、現在CDでは1枚に収録。お得盤です。後に大学生時代バイト代をはたいて、清水の舞台から飛び降りる気持ちでLPレコード購入しました。カセットよりもレコードで聞く人だったので、4畳半の部屋を暗くして、日本酒飲みながら一人でよく聞いていました。歌詞カード見ながら一緒に口ずさんでいました。お気に入りのレコードを引っ張り出して4、5時間聞いていました。《イーグルスの「ホテルカリフォルニア」、ビリージョエルの「ストレンジャー」、フォリナーの「ダブルビジョン」、レッドツェッペリンの「Ⅳ」等》当時デンオンのレコードプレーヤーをラジカセにつないで聞いていました。《ひと夏休みのバイト代全額投入しちゃいました。当時15万程だったかな》思い出す。
ミスタービッグでテュービーウイズユーです。
1991年リリース。年末にラディオから流れてきてこのCD欲しくなった。翌年アメリカ生活時代週末、湖畔のセカンドハウスで隣の家から大音量で耳に入ってきて、しみじみと聞き入ったことを思い出す。ミスタービッグの代表曲。全米No.1獲得。キャンプファイヤーなどでみんなで歌いたくなるような曲。シンプルな上に乗りの良い、これぞアメリカンロックと言った名曲。手拍子とアカペラで歌えたら最高にかっこいいだろうな。
おまけで井上陽水で少年時代です。1990年リリース。
子供時代の場景をスローに淡々と歌い上げる牧歌的な風情を感じさせる、陽水渾身の永遠の名曲。なんと陽水最大のヒット曲。多くの歌手にカバーされている。簡易な言葉の歌詞ゆえに情景を頭にイメージし易い。ミリオンヒット。(100万枚以上売り上げ)