忍耐

「はぁ、はぁ、ふっ、ふっ、ふっ、」

肩で息を切らせています。(16、17、18、あと少しで

ノルマ達成です。19、20、終わったー)

「あー、どちゃくそ、しんどい、」

「もう、半分、青い・・・・・違う、死ぬーーー」


「少し休みますか?」スタッフが寄り添って

優しく声をかけてくれました。

「はい、では水を一杯お願いします」

「ありがとうございます」

「いただきます」

「グッ、グッ、ゴックン」

「ふー、生き返った、落ち着いた」

「もう少し休んでようかな」

「いや、だめだ、何のためにお前はここに来たのだ」

「さて、次はと・・・・・」(意気込んでみたものの

現実は、やはり辛い、・・・・)

「あれでもやろうかな、でもあれきついよな、」

「あと、あれとあれが残っているか?」

昨日(金曜日)は午後から半日、リハビリで汗を

目いっぱい流しました。


しんどい、疲れた、といって気の済むまで休んでいれば

楽です。それでも身体にむちを打ってやらなければ

ならないこともあるのです。それがリハビリなのです。

痛みに負けて、運動をやめれば身体の勝ちです。

心が勝つためには、やり続けて身体を心に

従わせる以外にないのです。

僕は今忍耐を学ぶべき時なのでしょう。

その先にはきっと良いことが

待ち受けてるはずでしょう。


最近読んでいる本に書かれていたのでした。

《ここを乗り越えれば、身体はお前に従い始める、

痛みはいっときのことだ、ひるまず続けろ》

作家山本一力氏の言葉です。

江戸の剣術道場は、忍耐と努力を学ぶ

人間修練の場でありました。

今の僕にとってはその場は、リハビリステーションなのです。

最後にこんな言葉もありますね。

《君の心の庭に忍耐を植えよ。その根は苦くても

その実は甘い。》(オースティン)


今日はここまで。近藤浩二でした。

ではまた。


 

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