地元愛媛県西条市の伊曾乃神社は旧国幣中社。
有り難い天皇陛下よりの幣帛料や皇太子さまのご参拝も…
古事記、日本書紀に記され、世界で一番永く続く…神国日本。
戦後、国家神道が廃止され政教分離、祖国の建国の歴史を伝ることも排除され 神社といえば、雑誌やネットで取り上げられ…パワースポットと称され山の様な人だかり…。
愛媛県内でも旧国幣中社は、しまなみ海道の途中 大三島にある大山祇神社と伊曾乃神社の2宮のみ…。
伊曾乃神社は、御鎮座より今年1880年。
地元を支え…また支えられ続いてきたお宮。
4年前、この伊曾乃神社にも敬神婦人会が発足され 私も婦人の仲間に入れてもらい 今日4回目の敬神婦人会総会。
会則には…
「本会は伊曾乃神社の御神徳発揚のためご奉仕すると共に 会員の親睦を通じ切磋琢磨し 婦徳の涵養(かんよう)に努め 清く明るい世の中を築くことを目的とする」
と、あり…婦徳の涵養の婦徳とは婦人の守るべき道徳上の義務。
そして、涵養とは…自然にしみこむように、養成すること。無理のないようにだんだん養い作ること。
戦前、日本の女子教育の中 女性には四つの徳があるとされ
「婦言」…鮮やかであるけれど、慎み深く 汚い言葉遣いを使わない
「婦徳」…才能を表だって見せることなく、立居美しく、静かに振舞う
「婦功」…人と比較し優れる必要はないがいつも適宜対応出来ること
「婦容」…いつも身だしなみを美しく保ち、いかなる事態にも冷静に対応
この四つの徳は、女性の基本姿勢であり、徳であり…修身齊家となるそうで、家を齊(ととの)えることが、国家を治めることに繋がり…昔の人は、家庭の重要性を認識し、女性の役割を重視し…。
言葉が乱れ…家庭が乱れ…世の中が乱れて行かないように…。
伊予の国西条に鎮座された伊曾乃の大神さまの御許での敬神婦人会…出来ること私も四つの徳を身に着けていきながら…お手伝いさせて頂きます。
ふと、こんな讃美歌が脳裏に…
主よ みもとに 近づかん のぼるみちは 十字架に
ありともなど かなしむべき
主よ みもとに 近づかん
さすらう間に 日はくれ 石のうえの 仮寝の
夢にもなお 天をのぞみ
主よ みもとに 近づかん
主のつかいは みそらに 通うはしの うえより
まねきぬれば いざのぼりて
主よ みもとに 近づかん
めさめてのち まくらの石をたてて めぐみを
いよよ切に 称えつつぞ
主よ みもとに 近づかん
現世をば はなれて 天がける日 きたらば
いよよちかく みもとにゆき
主のみかおを あおぎみん
2677年続く神国日本。
婦徳を積み 家庭を齊(ととの)えてきた 女性たちもまた 神さまに支えられ 家庭を支えてきたんだろうな…と 改めて感じさせて頂きました。