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喜多川 泰さん

太陽院院長    近藤  千恵子です(*^^*)

作家の   喜多川  泰さん

「福に憑かれた男」や「また 必ず会おうねと誰もが言った」や「手紙屋」…etc

読みながら  わくわくする素晴らしい未來を想像させてくれる作家さん

私の生まれ育ち 太陽院のある 愛媛県西条市出身の 喜多川さん

数年前に一度  新居浜にある愛媛県総合科学博物館でお話を聞く機会があり参加し…お話にも感動。

そんな 喜多川 泰さんが ご自身の母校である西条高校でお話されるという情報を なんと三重県伊勢市に住む 友達から教えてもらって…

7/5(金)行って参りました!

「世界にはばたけ!」

と、高校生を前に 1時間の講演会。

全国で各地の高校での講演会もあり  行くけれど 西条高校ほど素晴らしい学校はないです…

と、始まった講演会。

実際、お世辞も入ってるんだろうなぁ~と思って聞いてましたが、その真意がわかったとき

「西条高校の生徒になりたーい!」と思ったほど…

と、言うのも お話の中で

西条の人が大切にしているものは3つ…「水」と「祭り」と「西条高校」だと…

全くそうだな~と 思えるこの3つ。

私の母も 高校は「西条高校」しかない…と思っているほど  私が「新居浜商業を受験する!」と言った時の 驚き様。

定時制でも良いから 西条高校へ…と言われた時のことは 今でも脳裏に焼き付いてるほど…

それほど、西条に住む人々が西条高校を好きなのは何故か?

と、考えたこともなかったけれど…

今回、喜多川 泰さんのお話の中で

「昔、お城だった後に 何を作るか…で、その町の人が何を大切にしているかが  わかるのだと…」

その  お城だった後に  西条の人々は  学校を作り、いちばん良い場所に学校を置き 子供たちの学びの場としたこと…

これは、西条の人々が子供達を いちばん大切に思ってるから出来ることです…とのお話しを聞き…

なるほど~と、納得。

そして、その伝統ある「祭り」や「高校」…この伝統についてのお話も  なるほど~と学ぶこと多し…

伝統とは 昔、「伝燈」と書いたのだとか…

1200年前、最澄が 比叡山に火を灯してから、あと 火が消えないように…なたね油を継ぎ足し 継ぎ足し  する様子が「伝燈」なのだとか…

で、うっかり「油断」してなたね油を継ぎ足し忘れ、油が断つと火が消えてしまうことから 「油断」という言葉も出来たのだと…

とかく  「歴史と伝統におんぶに抱っこ」されて つまらない…と思う高校3年間。

喜多川  泰さんもまた 人生の中で  一番つまらなかったのが 高校3年間なのだと…

しかし…型を知り  人々が大切にしてきたものを 大切にして行くことで見えてくる世界があるのだと…

型が有るから、「自由の翼」を手に入れることが出来るのだと…。

そして  想像こそが創造力!であると…

誰かが頭で描いたものが、現実となって 世の中に出来ていて…

全ての物は2度作られる!と…

みんな “素敵な勘違い”を膨らませて欲しいとも…

私自身も  まだ見ることのない 素敵な未來を思い描いていきたいと 大きなエネルギーを頂きました。

で、泣きたくなるような経験こそが、自分自身を磨くのだと…

そして、どうせやるなら  限界を越えろ!!と熱いエール。

必要最低限を、楽々と越えられる人に!!とも…

50歳を越えたからこそわかる  人生の過ごし方。

今回の講演会で  どれだけの高校生の胸に 「世界へはばたけ!」と熱く語ってくれた 喜多川  泰さんの言葉が届いたのでしょうか?