太陽院院長 近藤 千恵子です(*^_^*)
今日、お昼から日本会議愛媛県本部女性部会主催で、北海道旭川生まれの小児科医で医学博士の田下 昌明氏の講演会参加して参りました。
私自身に、子も孫もいませんが 市の子育て支援でのファミリーサポートで大切な子供さんを預かることが多く…母親体験、婆ちゃん体験…させてもらってます。
講師の田下先生は昭和12年生まれ
戦後、日本人の子育てが変わったことも お話の中伺い…もともと日本で行われていた胎教が 一時期無用なものとされていたのだとも…。
躾は、教えるよりも刷り込むように、強制的にという田下先生。
いい事と悪い事。
母が喜ぶことは…いい事
母が悲しむことは…悪い事
お母さんが悪いと言った事は 悪いこと…どうして???と聞かれても 「今に分かります!」と、理由を言わない そして 理由では教えることは出来ないと…。
凛とした態度での母親の躾が大切だと…。
子育ては母育て…子供の成長と共に母も成長していくものであり母性が発生してくるものなのだと…。
先生の御著書「一に抱っこ 二に抱っこ 三、四がなくて 五に笑顔」の第一章には育児の基盤となるものとして
「生命の意味」そして、子育てに関する「三つの問い」…
生命の意味には、
「種の生命」と「個の生命」そして人間だけが持つ「民族の生命」と「家系の生命」の四つがあるんだと…。
先祖から引き継がれている「家系の生命」子育てとは子の生命を守ると同時に「家系の生命」も守っているんだと…。
そして、私たち日本人が属している日本という国。
その国の一番根っこにあるそこで暮らす者が共通して持っている文化や言葉。
その文化や言葉でまとまったものが民族であり わたし達の生命はそれを引き継ぐ「民族の生命」でもあるのだと…。
子育ては単に子供を育てるだけでなく
・子供の生命を守る
・人間としての種の生命を守る
・家系の生命を守る
・日本人全体の民族の生命を守る
こんなに凄い役割を持って今、この時代に生を受け…私自身は、種の生命を守れず また家系の生命をも守ることが出来なかった分 誰かの為に大いに日本人として協力していかねば…と思わされます。
そして、子育ての三つの問い…
「子供は誰のものなのか」
「何のために子供を育てるのか」
「どんな大人になってほしいのか」
答えはそれぞれあって言いそうだけれども、田下先生の答えが なるほど…と納得。
「子供は誰のものなのか?」・・・日本の社会のものです。
日本の社会から子供が20歳になるまでしっかり養育しなさいと委託されてるようなものだと…。
「何のために子供を育てるのか?」・・・日本の文化、歴史、伝統などをきっちりと将来に繋いでもらう日本人に育てること…。
「どんな大人になってほしいのか?」・・・期待を込めて法律をきちっと守る善良で賢い日本国民になること…。
こんな大きな期待を背負って生まれて来るのだから、胎教からぼ~っと生きてたらいけないことが、わかってきました。
戦後、子育ても大きく変わり その真っ只中で 自由と平和を手に入れた様に見せかけられてる今。
胎児は4か月から、耳が聞こえ 目が見え…襖一枚で隔てられてる様な胎児とお母さん。
朝寝坊のお母さんは胎児も朝寝坊なんだとか…
まだまだ素敵なお話を聴かせても頂き 御著書にもたくさんの素敵なお母さんに成る為のヒントがいっぱい。
妊娠、出産、育児…と女性として生を受け 託された四つの生命保持のための大切な仕事。
祖国日本が永遠に存在する為にも 大切なこと繋いで行きたいものです。