太陽院院長 近藤 千恵子です(^^)/
今日8日…先月の8日、主人の父が天に還って逝き あっという間の月命日。
早いものです。
私たちが冥土へと旅立ったとき、自力では浄土へ行けず…そのために仏さまに浄土への道を導いてもらうそうで…。
そして、生まれた年によって守護尊が決まっているのだと…
丑年の主人と寅年の私…二人とも守護尊は虚空蔵菩薩さま。
そして、辰年生まれのお義父さんは普賢菩薩さま。
49日まで、死後7日ごとに7回、十王の裁きを受けるときにそれぞれの仏さまが弁護をしてくださってるのだとか…。
ちなみに、初七日には酉年の守護尊…不動明王さまが右手の剣で迷いを切り払い、左手の縄は迷いの信者を縛ってすくい取り冥界へ…
そして、二七日(ふたなのか)は、実在の人物であり仏教の祖である釈迦如来さまが、冥界への旅立ちに際し祖の本来の教えを導いてくれ…
三七日(みなぬか)は、卯年の守護尊…文殊菩薩さま が、辰・巳年の守護尊…普賢菩薩さまと共に二七日から三七日…四七日(しぬなのか)までの間、釈迦如来さまと共に仏教徒として身に着けるべきことを教え込んで下さり…
五七日(ごしちにち)は、地蔵菩薩さま…冥界での旅路の中、六道へとおちてしまった時に地蔵菩薩さまが救いの手を差し伸べ極楽浄土へと導いてくれ…
六七日(むなのか)は、弥勒菩薩さまが弥勒のチカラと、如来のチカラを併せ持ち…弥勒菩薩さまはお釈迦さま入滅した五十六億七千万年後にお釈迦様に変わってこの世を救う「未来仏」さま
七七(しちしちにち)四十九日は、薬師如来さま…四十九日で現世とのつながりは終わるけれど、まだ次の世界まで完全に入れない中間の道中の苦しみを乗り越え…極楽浄土への道を歩むための薬を与えてくださる薬師如来さま。
そして、百ヶ日では観世音菩薩さま
一周忌には、午年の守護尊…勢至菩薩さまが無限の光明と知恵によって、人々の苦しみを取り除くために努めてくれ…
三回忌は、寿命は限りなく、「無量寿」「無量光」という言葉のサンスクリット語を訳した阿弥陀さま…
阿弥陀さまの光はあらゆる国々や人々を照らすと言われる 戌・亥年の守護尊…阿弥陀如来さまが導き…
七回忌は、阿閦如来さま…発菩提心、悟りをめざす心を起こし…
十三回忌~二七回忌は、未・守護尊…大日如来。
ここまでを導いてくださった十一人の仏さまによって、教え導かれどれだけ悟りが深まっているかを観て…その上にさらに導いて下さる大日如来さま
そして、三十三回忌を迎える時には、丑・寅年の守護尊…虚空蔵菩薩さま…虚空「天界・法界)のような蔵(知徳・功徳)を持ち合わせ、広大で計り知れないお力で、素晴らしい記憶力と知恵を表す剣を持ち、左手には福徳を表す蓮華の上に宝球を載せて持ち…どんな人にも仏さまになれる仏性があることを教えてくれ涅槃へと導いてくれる虚空蔵菩薩さま。
そして、子年の守護尊は……法要のなか導き手ではないけれど…千手観音菩薩さまも十三佛の一人。
仏さまの道も、この世の毎日の生活も…誰かが導き歩み続けること。
今日、私の備忘禄も兼ね、ネットで検索し守護尊さま…書かせていただきました。